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世界第一の宝

聖教新聞8月16日
御書とともにⅡ・24

伝持の人無れば猶木石の衣鉢を帯持せるが如し(顕仏未来記508p)

同志への指針
後継を育てることは、未来を創ることだ。
学会の後継育成は、世界平和の種を植えることだ。
広布の人材が増えれば、地球上の悲惨を減らせる。
未来部の使命は、あまりにも大きい。
正法を伝持し、皆を照らす人は「国宝」ともいえる。
ならば、伝持の人を育てる人は「国宝」なり。
いな、「世界第一の宝」である。

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昨日、フジテレビの
「命あるかぎり戦え、そして生き抜くのだ」見ました。
パラオ共和国、ペリリュー島が舞台です。
詳細は書きませんので、興味ある方はご自分で調べて下さい。

あの時代、
部下を見捨て、自分が逃げてしまった上官もいたということですが
中川州男氏は、戦争の最中にあっても人間として部下に対しても、島民に対しても
尊敬される振る舞いであったということです。

でもどんなに人格者であったとしても
戦争に加担してしまうという選択しかできなかったわけですよね。
でも、あの時代に牢獄入り覚悟で、戦争反対を
叫ぶには相当な哲学的裏付けを持っていないと
できなかったことでしょうね。
例えば牧口先生の如く。
いかなる理由があろうが、「殺人」はノーであるとの哲学です。
自殺・堕胎・国家権力の殺人である「死刑」もノーとの哲学です。
その生命尊厳の根拠は、皆が仏であるからです。
広宣流布こそが、確実な世界平和への道であるのは言うまでもありません。

イスラエルとパレスチナ、古い時代からの確執の経緯等、ありますよね。
ゆっくり座って情報を得ることはなかなかできませんが
先日、運転中のラジオですが、中東問題の専門家の高橋和夫氏が
話していました。
イスラエルの今の政権もかなり過激ですが、
もし今の政権がイスラエル国民の要求をある程度満たす形での
行動をしないと、もっと過激な政権予備軍が控えているとのこと。
「落としどころ・解決策」について具体的に話していましたが
民衆はたまったもんではありません。
イスラエル・パレスチナ双方に地涌の菩薩が出現してこなければ
根本的な解決はありません。
今までの経緯を主張しあっては永久に平行線です。
しがらみを克服できるのは、宿命転換可能な日蓮仏法だけです。
個人的にも自分にとっての「パレスチナ問題」はありますよ。
もちろん、通常は命の危機とまではいきませんが、
双方どちらが絶対的に悪いのではなく、今までの経緯からの
しがらみ的なことですね、
日蓮仏法だけは、完璧な解決ができますね。
私もリアルで実践中です。
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「しがらみ」ということで、単独で記事を書きたいと思っていましたが
全て関連していますので、このまま続けます。

先生とモスクワ大学総長(対談当時)の対談の中で
インターネットに関して対話されている部分があります。
対談本発行は2004年です。
先生の発言部分をこの色で表示します。

タイトル・・・情報化の光と影
サブタイトル・・・電脳空間にない「しがらみ」が成長の糧になる

人間が生きているという実感をもつ、最初の場が家庭です。
これはバーチャル・リアリティとは対極をなします。

縁起の世界は宿命の有限性、個別性という側面をもつことを強調しておきたいと
思います。
日本人に生まれ、ロシア人に生まれるということも
男性に生まれ、女性に生まれるということも宿命です。
有限性、個別性の世界です。

自分がどのような家庭に生まれるか、つまり親を選べないという点で
自由に名を借りた人間の恣意、エゴイズムをどこかで抑制せざるを得ないという
ファクターがそこには宿命的に内在している。

宿命性とは人間が自由に操作できない、コントロールできない、選択できない
換言すれば、己の裁量が及ばないための自己の有限性を自覚せざるを得ないしがらみ
意味します。

確かにそのしがらみは時に煩わしくはあるが、反面古来から
人間の成長、人間が人間に成るためには、避けて通ることのできない
ハードルでもありました・

その点、いわゆる電脳空間には、宿命性のしがらみはほとんどありません。
バーチャル・リアリティーの世界では、誰と話そうと、
どんなサイトにアクセスしよとあるいは電源を切ってしまおうと自分のほしいまま
自由です。
好きなように都合のよいように操作しコントロールし選択できるのです。
しがらみの介在する余地はなく、したがって恣意がエゴイズムへの抑制機能は
はたらきにくい。
余程警戒していないと、現実からの逃避へと際限なくひきずられていってしまい、
その結果、人間同士での直接の打ち合いのなかでのみ可能な人格の陶冶が
なされなくなります。


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このしがらみについて私も最近かなり本気で取り組みました。
いままで、避けていたことでもありました。
本気で取り組まなければならない時というものが来るのですよね。

インターネットの空間は、あくまで情報ですよね。
人間的成長は、「しがらみ」による苦悩の克服なくしては無理ですよね。


話は変わりますが、
第3文明9月号
潮9月号、
例の閣議決定について、いろいろ書かれています。
又、WILL9月号、にも、山口代表のお話がタップリあります。

昨日の夜もNHKで「解釈改憲」とキャスターが得意そうに絶叫していましたが
「解釈改憲」ではなく、従来の解釈を「整理」したんですよね、
元内閣法制局長官の阪田雅裕氏は、従来の見解の「延長線上」という
言葉を使っています。

論理性ということが、とりわけ要求されますね。
抽象論はダメ、徹底的に具体論でと、
その点、木村草太氏の書いたものは、よくわかりますね。(潮9月号)

話があちこと飛びましたが、
久々に書いて見ました。
ロム者がものぐさだとイヤになりそうな記事です。
関心があれば、ご自分で、書籍なり雑誌なり情報は
自己責任でお願いしますということですので。

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by f2bmag8w | 2014-08-16 23:34

自他共の成長を

by 大河